画仙紙の買取なら未使用品や使用品であってもお声がけください!買取なら福和堂へ

画仙紙の買取なら、未使用品や使用済みでも買取のご相談いただければと思います。シミが出ている場合でも買取させていただいているお品物が多数ございます。紅星牌など質によって高価買取しております。
出張買取をはじめ、全国対応の宅配買取で多くの画仙紙を買取させていただいております。
中国から入ってきた書画で使う紙のことを「画仙紙」と呼びます。
「和画仙」とは日本のものであり、「本画仙」とは中国のもののことです。
画仙紙には「大画仙」「中画仙」「小画仙」という3タイプのサイズがあります。
また、製紙仕上げのタイミングにおける手法次第で「三層」「二層」「単箋」などに分類されています。
あとは紙質や素材の産地などによっても区分されており、中国には豆腐箋、羅紋箋、玉版箋、煮硾箋など、日本には土佐画仙、越前画仙、甲州画仙などが存在します。
今の中国の安徽省県エリアとその近くには質の高い「青壇」の木があり、これも画仙紙の素材となります。安徽省県は昔は「宣城」という名前であり、そこから「宣紙」と言われるようになり、これが「画仙紙」という呼び方のルーツになったとされています。
ちなみに、伝統的な方法で安徽省県烏城エリア作られた紙しか「宣紙」を名乗ることはできません。
ただし、「宣紙」をブランド名として使っているアイテムも存在するので気を付けましょう。
そして「機械漉き」と「手漉き」の画仙紙が存在しており、リーズナブルなのはやはり前者です。掠れたり滲んだりしにくいという理由もあって、練習時に重宝されています。
それから、「仮名」を書くときと「漢字」を書くときで使うべき画仙紙の種類が違うとも言われています。
また、画仙紙はある程度水分が飛んでからのほうが墨の色合いが向上すると言われています。そのため、防腐剤を使いつつ湿度の低いところで保存しておくと良いでしょう。
ケースにしまって日焼けのリスクを下げつつ、風通しの良好なところに保存しておくと、その画仙紙はより素晴らしいものになります。もちろん直射日光が当たらない場所で保存しましょう。
代表的な画仙紙
『紅星牌』
『豆腐箋』
『羅紋箋』
『玉版箋』
『白蘭』
『煮硾箋』
『絹目画箋紙』
『土佐画仙』
『越前画仙』
『甲州画仙』
などが代表的です。
A級四尺二層玉版とは?
「A級四尺二層上々玉版宣」という紙が存在します。
これは「栄寶斎玉版宣」と非常によく似ていますが朱印がありません。
紙に朱印は押されていませんが、「A級四尺二層上々玉版宣」と筆で包装紙に記載されています。
四尺より上のサイズの「八尺」の紙も存在します。
同一のタイプの紙でも発色や滲み方に差があるので、同一であると信じにくい場合もあります。
特に「A級玉版宣」に関しては紙ごとの差が目立ちます。紙の状態や経年劣化次第で、審査金額にかなりの違いが生じます。
もともと玉版宣は、生紙に手を加えて浸水性を下げた半熟半生のものです。
以前は貝殻や玉片によって一枚ずつ紙を研磨して、漉き目を整えていたそうです。
しかし戦後、「玉版宣加工」における昔ながらの技術は失われていき、紙をローラーを使って圧迫する形式が主流となりました。
「滲みがほどよく防止されている」というのが玉版宣に要求されることです。
その条件を満たしていると、筆致がハッキリしやすくなり、書いた人の意向が現れやすくなります。
玉版箋(宣)/玉版加工
「玉版箋(玉版宣)」の知名度が非常に高いため、「画仙紙であって、玉版加工が成されていないもの」に「玉版」を修飾語として使った「玉版~~」「~~玉版」等のものがたくさん出回っています。
元々の「玉版」は、素紙(漉いてから一切加工していない画仙紙)に「玉版加工」を加えたもののことであり、これこそが本当の「玉版宣(箋)」であると言えます。
どの画仙紙が玉版宣の大元なのか
玉版加工を、「紅星牌四尺棉料単宣」という中国安徽省県宣紙の代表的なものの二双紙に加えたものが、元々の「玉版箋」です。
以前は「A級四尺二双玉版箋」と玉版箋の外包みに記載されていました(手書き)。
そのため「二双玉版箋」ですとか「玉版箋」と言われていました。
今はそれに似せたものや、「玉版という文字を使っているものの、玉版加工(またはそれに近い加工)が加えられていないもの」がたくさん出回っています。
ちなみに、手書きで「A級四尺二双玉版箋」と記載して、いかにも本物かのような演出をしているものも存在します。
また、玉版名を「一層紙」につけているケースもあります。
これらの模造紙は「紙面の滑らかさ」を、「酸化チタンや胡粉をすり込む」という簡単な方法で発生させて、強引に「本来の玉版宣」の質感に近づけています。
また、こういった加工もせずに、紙漉きのやり方をコントロールすることで、紙面の質感を整えているだけのものも存在します。
そして、これらを「玉版宣に近いものである」「玉版宣である」と認識してしまっている人もいます。これは、本物の玉版宣を使ったことがある人が少ないからでしょう。
本当の玉版宣は、「紙の繊維の絡み合い」を何度も紙面を擦ることでしっかりしたものにしつつ、紙面をしなやか&滑らかに仕上げることで作ります。
そういった真の玉版宣の良さを軽視して、小手先の方法で「それらしい」紙面を作っているものが多いです。
しかし、これは墨をベースとする芸術作品で使われる紙に求められる「線質」「撥墨」等の、元々の意味合いを蔑ろにしたものです。
伝統的な手法によって漉いて、余計な加工をしておらず、線質も撥墨も秀でているという驚くべき「玉版宣」も存在しています。これは、線質も撥墨も「ニセの玉版宣」に勝っています。
中国政府が尽力した経済体制の進行に伴い、「上海工芸品分公司」が「紅星牌宣紙」という安徽省宣紙の代表的なものの流通を支配していました。
その後は「上海工芸」、そして現在は「上海東工芸品股公司」がオリジナルの玉版加工を行っているので、旧安徽省工芸品公司(原紙の安徽省県宣紙を製造している)に関わる人たちは、玉版箋というものの存在自体を把握していませんでした(当然、玉版加工のスキルのことも把握していませんでした)。
上海工芸から経済面で安徽省が独り立ちしたのは、中国経済改革の時期(1980年あたり)のことでした。「箋紙」を独自に流通させられるようになり、上海工芸にはその権利は一切残りませんでした。
「玉版箋」は上海工芸と安徽省の技術が組み合わさることで作られていたのですが、これによって一時的に忘れられることとなりました。
しかし、1985年辺りに消費者からの「玉版箋が欲しい」という声が大きくなってきて、玉版箋の古い在庫を上海工芸のトップに探してもらって輸入が行われるようになりました。
これが契機となって玉版箋がまた作られるようになり、現在ではさらに紅星牌宣紙廠も復活しています。
ちなみにこれとは別に、たくさんの国内の販売ルートや輸入企業が、画仙紙として殊に知名度が高い「玉版箋(アイテムの名前、グレードをアピールする言葉としての)」という言葉を罪悪感が完全に消えたかのように躊躇なく使うようになりました。それに伴い、たくさんの「玉版箋」「玉版宣」が販売ルートに乗って、世に出回るようになりました。
最後に
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